じっちゃまこと広瀬隆雄氏の投資論を参考に米国株投資を初めて半年ほどかな？ここまで米国株はグングン上昇してきていてなかなか止まることを知りませんね。じっちゃま曰く『2月は苦しい相場になると思う。』あるいは『2021年は年間成長３％を見ていると。』つまりこの楽勝相場はそのまま続く可能性は低いとおっしゃっています。
じっちゃまってだれ？と言う方はコチラの記事を参照ください。
じっちゃまとは主にTwitterやYoutubeなどで株などの情報を発信しているインフルエンサーの方で元投資銀行に勤めておられた方です。
調整に備えて安定したポートフォリオを作る
かねてよりじっちゃまは2月相場について警戒をしておけとおっしゃっておりました
最近の株式市場は非常に荒れていてその中でも割と利益が出せていたのでまぁそんな警戒せんでもええんちゃう？と思っていたのですが、今日の引けの相場を皮切りに暴落が起きる可能性は十分あります。
暴落の現況
ReditGangと呼ばれるSNSのグループでショート（株を売る）比率が高い銘柄を探してその株を一斉に買い上がるといった行為をしました。
簡単にショートについて説明しますね
ショート：つまり株を売ると言う行為は売った値段より株が下がれば儲かります。その株が下がった際に利益を確定しようとすると持っている株をその値段で買い戻すと言う行為に切り替わります
言うなれば売りと言う行為は最初からあとでその時の値段で買いに戻すと言う行為なのです
では今回の様にショートの割合が高い銘柄を一斉に買うとどうなるか？
ショートカバーがおきます！
しかも今回のターゲットになった銘柄はGME：ゲームストップといってアメリカの大手ゲームソフト企業。主に新品・中古のビデオゲーム機器・ソフト、ゲーム関連商品、スマートフォンなどを扱うオンラインストアで、株価が１０ドル以下程度のいわゆるペニー株（クズ株）です。
そんな会社の株ですからみんながレバレッジをきかせたオプション（３倍など）を購入することで株価が暴騰したわけです。
1月１日には１９ドル程度だった株が今では３４７ドル・・・しかも1日２００ドル以上の暴騰・・・１０株でも３４万円・・・これを大量に保有しているとなると・・・羨ましいですね。
ですがこの動きに対する影響が他の株に出ています。なぜなら空売りをしている、”していた”のは大手のヘッジファンド（プロの運用会社）で大量の負債を抱えているため、その負債を埋めるために儲かっている優良の大型株などを売却することとなり、結果として株式市場全体が暴落していると言う状況です。
そもそも2月は例年相場が安い
長々と暴落に繋がる話をしてきましたがそもそも例年のアノマリーで2月は相場が安い傾向にあると言うことです。
そのトリガーとして今回のredit gangたちがあげられるのです’
大幅下落に備えてどうするか？
基本的にはVTI（バンガードトータルストックマーケット：S＆P５００指数と言うアメリカの大手５００社で構成される株式指数全体に投資する物）で固める。そしてその内少しだけ良い決算を出している銘柄を少し、後はキャッシュを多めに持っておいて下落の際に良い銘柄を拾っていく。そういったトレードがいいと思います。
現状の高決算銘柄
現状決算が出ている銘柄で良い決算を出している銘柄は
アップル：みなさんもご存知のアップル。在宅ワークなどの勢いでMACや新型アイフォンなど売れ行きは好調です。
フェイスブック：コチラも馴染み深いとは思いますがSNSのFacebookやinstagramなどの広告需要が非常に好調です
AMD：アドバンスドマイクロデバイセズ この銘柄はご存知ない方が多いと思いますが半導体メーカーの１つで主にパソコンのCPU（インテルのCorei7とかそういうの）を販売している会社で先行きも非常によく、僕も好きな銘柄の１つで何度か儲けさせてもらってます。
マイクロソフト：この会社もみなさんご存知の通りOfficeなどのクラウドサービスなど好調で非常に安定した銘柄です。逆に言えばあんまり動きが少ないとも取れますが。
ジョンソン＆ジョンソン：化粧品？ボディークリームなど使用されている方が多いと思いますが薬品や医療機器など分野が幅広く、安定した銘柄だと言えます。
モルガン・スタンレー：アメリカの大手の銀行株ですね、株式取引などの売り上げも非常にパフォーマンスがいいです。これから徐々に金利上昇が起こってくると考えると銀行株をポートフォリオに組み入れるのもいいかと思います。
主に今出ている銘柄で良さそうなのはこんなところでしょうか？
まとめ
今回最近の株式市場の動向と2月相場に向けてのポートフォリオの組み方を少し書きました。
基本的にはVTIを持っておいて、キャッシュを多めに蓄えておく。他の決算の良い銘柄が理由なく売られてしまった場合はそれを少しずつ買い集めていく。
他にもじっちゃまが時々今良さそうな銘柄をTweetしてくださるのでその辺を物色するのもいいかもしれません。
じっちゃまのおすすめ本一覧
じっちゃまが書いた本です。
米国版の四季報です。米国株の企業の情報がわかりやすく書いてあります。
じっちゃまがトレードを学んだ時に一番役に立った本だそうです。
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