先日投稿した記事には株を買う時に気をつける。見ておくべき点の1つに10年国債の利回りをあげました。
おさらいすると、10年債が急激に上がり始めた場合、株を買うのはナンセンスです。なぜなら株式よりもよりリスクの少ない国債に資金が動くためです。
今回見るべき点はずばり株価の割高・割安です。
株価の割高・割安とは?
株価の割高・割安はPER(株価収益率)を使って測ります。
株価 ÷ 一株あたり利益(EPS)=株価収益率(PER)
この様にしてPERは求めることができます。
この数値が大きいほど割高。小さいほど割安と言われます。
PERはどれくらいがいい?
ではこのPERはどれくらいがいいの?と言われるとなかなか難しいのですが大体普通の企業でPER20倍程度がベースというふうに言われています。
ではPERが低い株を買えばいいと言われるかというとそうでもないのです。PERが低いと言うことは割安というかそもそもその企業に対する将来性を見込んでいないと言うことになります。
例えばテスラの株価はおおよそ180倍のPERで取引されています。
それでも投資家は喜んでその割高な株を買っています。
株価とは未来を表すものだと聞いたことがあります。テスラの将来にはそれだけの価値があるとみんなが思っていると言うことでしょう。
ですが、こういった株(ハイパーグロース株)は金利の上昇に非常に弱いです。ズームなどを含めたコロナで大活躍してきたハイパーグロース株はワクチンの報道によって金利が急騰し、暴落しました。
現状は足元でコロナがどんどん増えて金利も落ち着きを取り戻してきたのでやや上昇に転じようとしていますが、今後ワクチンの承認が降りればもしかするとまた金利が上昇し、売られる可能性は十分にあります。
まとめ
今日のまとめは金利の上昇局面では特に高PERの株は危ないため、高PERの株は新規の買い付けは控える!です。
もしもポジションがハイパーグロースばかりになってしまっているなら一旦ポジションを減らすことも考えた方がいいかもしれません。
金利が下がってくるか、ワクチンが承認されなければまたハイパーグロースの快進撃が繰り返されるかもしれませんが、ワクチンは承認される可能性が現状高いので今は買いは控えた方がよさそうですね。
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