初心者のための株式投資 ジュニアNISAの3つのポイント

子育て

NISA・積み立てNISAの他にジュニアNISAと言うものがあるのをご存知でしょうか?

ジュニアNISAとは?

ジュニアNISAとは、簡単に言うと子供用のNISA口座だと思ってください。

過去記事にもありますがNISAが何か分からないと言う方のために分かりやすく言うと

この口座で取引すれば株を売った時にかかる税金がかかりませんよと言うものです

通常であれば株を売って利益が出ればその内20%は税金でもっていかれます

子供にもらったお祝いのお金どうしてる?

子供の出産、お節句、七五三、誕生日、入学、入園などなどさまざまなお祝いいただきますよね?

子供の将来のためにそれらのお金を貯金しているという方が多いのではないでしょうか?

https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=19351

実際たまひよのアンケート結果でも8割以上が子供のために貯金していると回答しています

子供のためになるべく多くのお金を渡してあげたいと思うのが親心のはずです

そんな方におすすめなのがジュニアNISAというわけです

貯金をお勧めしない理由3点

①貯金をしているだけではお金は増えない

当然ながら貯金だけではお金はほとんど増えません。

銀行に預けていて年間に増える利率は0.001%です

1年間100万円を預けて、10円しか増えません!

②銀行は預けたお金をもとに儲けている

銀行というのは人から安くお金を集めておいてそれを他の人に高く貸して儲けています

私たちがもらえる利率は年間0.001%ですが、大体の銀行はお金を貸すときに年間3%程度もらっています

簡単に言うと

私たちが預けた100万円を他の人に貸して私たちには10円しかくれないのに他の人に貸して3万円も儲けているのです!

ずるいですよね!?

③全てを円でもっているリスク

今回のコロナからの経済支援で市場にたくさんのお金がばらまかれ、世界的なインフレが起きています

インフレとなると通常物価とともに賃金は上がっていくのですが、日本は給与が年々下がっています

今ロシアとウクライナが戦争をしていますが、このせいでロシアの通貨ルーブルは半分以下の価値になりました

簡単に言うと今まで100円で買えていたアイスが200円出さなければ買えなくなったと言うことです

このように通貨の価値というものは日々変動しています。

ロシアのようになることはおそらくないと思いますが、今後このようなことが起きないとは言い切れません。

ジュニアNISAで何を買う?

では実際にジュニアNISAで何を買えばいいかというと

過去記事でもお勧めしていますが!

S&P500のインデックスに投資する投資信託を買いましょう!

何を言っているかよくわからないという方もおられますのでわかりやすくいうと

まず投資信託とはだれかに自分の代わりに株を売り買いしてもらうものです。

そしてS&P500のインデックスファンドとはアメリカの代表的な会社500社の株に投資すると思ってください

なぜS&P500のインデックスがいいかと言うとこの指数は入れ替わりが激しく、常にアメリカでトップの500企業が選出されており、長年右肩上がりを続けている

そしてアメリカの個人年金制度401K制度などでこの指数を主に買われています

となるとこの指数を下げていくことはアメリカ人にとって非常にまずいことなので、長期的に下がっていくということは考えにくいです!

具体的銘柄は楽天証券なら楽天・全米株式インデックス・ファンド

SBI証券ならSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

どこでも買えるのがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です

まずは口座開設から始めてみてください!楽天証券

SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

実はジュニアNISAは廃止が決まっている!?

実はジュニアNISAは2023年末で廃止が決定しています。もともと大学進学のために高校卒業の18歳まで制限を設け、進学資金のために作られた制度でしたがその制限のことも関係してか利用者が少なく、廃止が決まりました。

じゃあ、廃止になったらジュニアNISAはどうなるの??

1.積み立てている商品を継続して持つことができる

積み立てした商品を継続して持つことは可能です。ただ、新たな買い付けはできないです

2.廃止になった2024年1月からは18歳まで引き出すことができないという縛りがなくなる

2024年の1月からは最大のデメリットだった18歳まで引き出せないという制約がなくなり非課税で引き出すことが可能になります

廃止が決まった今どう使うのがいい?

制度の廃止が決まった今、どういった活用法が考えられるかと言うと

1.年間80万円という大きな金額を利用して個別株の売買をする

これは割と上級者向けかもしれません。非課税の投資枠は積み立てNISAで40万円。NISAで120万円までですから、これに80万円が加わるのはアクティブに投資をする人にとっては非常に助かるはずです。ですが初心者にはお勧めできません

2.投資信託のインデックス投資をする

インデックス投資は年間の利回りはそんなに高くないです。なので現在2020年から2023年までの3年間では運用益がそんなに期待できないかもしれません。

私はどうするか?

私も先日やっと息子のジュニアNISAを開設して取引ができる様になったのですが楽天証券ではまさかの日本株と投資信託しか購入できませんでした。。。

なんなら米国の個別株とかも買えると思っていた。

SBI証券では日本株や投資信託のほか、米国ETFなども購入できる様です

SBI証券

まとめ

長期的に投資するのであればS&P500のインデックスを買えば良いのですが、ジュニアNISA廃止までの3年間は正直コロナ後にどうなるかがまだ不透明ですので中・短期的に売買する方がいいかもしれません

具体的には新興国のインデックスVTIなどのアメリカ全体に投資する様なETFを購入するのがいいかもしれません

ジュニアNISAを開くならSBI証券がいいと思いますよ。と言うこともつけ加えておきます。笑

あとは自分で決めて運用してみてくださいね

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